三重県南伊勢町 竹ノ谷山(252.5m) 2011年12月30日

所要時間15:18 登山口−−15:49 竹ノ谷山−−16:12 登山口

概要
 古和浦トンネルが貫通する半島を巻くように走る車道途中に目立たない登山口あり。出だしは細くて大丈夫か?と思える道だが尾根に乗ると明瞭化する。山頂は照葉樹林で展望なし

 地形図では破線が無いが、ネット検索で南東側に登山口があることは分かったが具体的な場所までは分からなかったので現場で探すことにした。国道バイパスが山頂下を通っているが、旧道?と思われる道が南側の山腹を通っているのでそこのどこかに登山口があるだろう。一番怪しいのは南東尾根と林道が交差する付近だ。

登山口近くの公園 公園の看板
公園から見下ろした古和浦湾 船もはっきり
カーブに登山口あり。小さくて目立たない 登山口標識

 東側の古和浦集落から林道に入ってうねうねと高度を上げて尾根先端を回り込んで西に向かうが登山口や踏跡入口が見つからない。国道まで出てしまい、もう一度林道に入り直して慎重に進むと東屋の東側カーブに目立たない小さな登山口標識があった。こりゃ、初めての人が発見するのは難しい。東屋に車を置いて出発。

稜線上の道。明瞭 尾根を登る
緑色は笹ではなくやっかいな羊歯籔 照葉樹林
尾根上を行く 有地山まで道は続く

 ここは海岸付近で道がないところは羊歯が盛大に生い茂っている。この羊歯は関東で見かけるものとは違って茎が堅く、密生していると笹藪よりも強固な藪と化して跳ね返される。関西の低山巡りで痛い目に遭っているので要注意。しかし登山道は尾根に出てしまえば明瞭、藪とは無縁の世界だ。ここも深い照葉樹林で展望はないが、時々樹林が切れて眼下の海を見渡せた。

最後の登り 竹ノ谷山山頂

 この道は登り続ければさっき登った有地山まで続くが、今は竹ノ谷山が最終目的地。日が傾いてきた中を登り、小ピークに出ると三角点が出現、竹ノ谷山山頂だった。樹林で展望無し。それどころか山頂標識も無かった。

 帰りは往路を戻る。

 

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